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高森明勅
2017.1.10 23:00

政府内に正論派と邪道派?

産経新聞(1月10日付)1面トップに
「新元号 平成31年元日から」という記事。

その中にこんなことが書いてある。

「皇室典範に関しては、付則の一部だけを改正して特例法で
対応するか、
本則一部も改正するか、政府内で意見が分かれている」
と。

この記事で興味深いのは、特例法“だけ”という選択肢が、
スッポリ抜けている点だ。

これまで各種メディアの報道では、政府の譲位への対応は、
「特例法だけか、
憲法との整合性に配慮して典範の付則に特例法の
根拠規定を追加す
るか」、という歪(いびつ)な構図が専ら伝えられて
来た。

しかし、さすがに特例法だけという無謀なやり方は、
排除されたのか。

我々の主張が僅かでも、事態をまともな方向に押し戻しつつ
あるのだろうか。

勿論、まだ油断は出来ない。

何より“一代限り”に固執したままだ。

しかし、特例法一本を排除し、典範「本則」
の改正を
視野に入れつつあるのなら一応、結構な事だ。

安倍首相は最初から特例法論者。

だから、政府内部で誰かがそれに異議を唱えているのか。

民進党は既に見事な「論点整理」を公表して、
典範改正による譲位の恒久制度化の方向性を、
明確に打ち出している。

自民党内にも全うな意見の政治家はいる。

石破茂氏の典範を改正すべしとの意見が先頃、報じられた。

私自身、同じ考え方の自民党政治家が他にもいるのを知っている。

国会審議では与野党が一致協力して、節度ある熟議を尽くし、
正しい結論に達して欲しい。

それは、実は極めて容易いこと。

政府がこれまでの迷走から脱け出して、
陛下のお気持ちに寄り添い、
民意を重んじ、
憲法の規定に従った対応すれば良いだけ。

なお同紙3面には、歴史学者で東京大学名誉教授の藤田覚氏の談話が
載っている。

天皇陛下が譲位の制度化をお望みなのであれば、
そのご意向に沿うほかないと思います。
象徴天皇という新しい天皇像をお1人で作り上げられた
陛下がおっ
しゃっているわけですから」
と。
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「大御心か?権力か?」

平成29年2月12日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

212日(日曜)の「ゴー宣道場」は、

『大御心か?権力か?』と題して、

「生前退位(譲位)」の議論をさらに盛り上げます。

 

ゲストに民進党の細野豪志議員山尾志桜里議員

迎え、大御心に沿う譲位を実現する方法を話し合います。

 

現在、民進党と共産党が譲位は「皇室典範改正」によるべき

と主張しています。

王道を歩むなら党派性は関係ない!

頭山満のように、わしは人格で評価するつもりです。

 

民進党の党勢の復活も、「尊皇心こそが真正保守」という旗を

掲げることにあると、わしは思っています。

細野議員山尾議員の人柄と覚悟を、「ゴー宣道場」に

参加してぜひ知ってほしい。

 

大御心を踏みにじり、権力を盤石にすることの危険性を、

「ゴー宣道場」で大いに議論しましょう。

応募締め切りは21日(水曜)です。

当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

申し込みフォーム

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。

・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている

reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成29年2/1(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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